*本サイトに掲載の写真のモデルはオプション装備を使用している場合がございます。また、一部日本仕様と異なる場合がございます。
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BMW C evolution
未来のアーバンモビリティを、今すぐ体験できるのがBMW C evolutionです。もちろん一切の妥協がないばかりか、この電動マキシスクーターは人々の視線を惹きつけるデザインの中に、将来への持続性をはじめ、ダイナミックさや俊敏性を兼ね備えています。静かで排気ガスを一切出さないだけでなく、都市の往来の中で他の乗り物を圧倒するほどに力強く走ります。パワフルな高性能モーターによる走りが、目的地への迅速な到着はもちろん、真のライディングプレジャーをも実現するのです。 また、航続距離は一日の都市部での移動を愉しむのに十分すぎる距離である160 kmを確保。さらに4種類の走行モードを備え、ブレーキング時および加速時には、きわめてインテリジェントなエネルギー回生が行われます。厳しい要求に応える走行性能、環境への配慮と適合性、そして革新的な技術。C evolutionはまったく妥協のない、駆けぬける歓びをもたらしてくれます。
C evolutionのデザイン
ミネラル・グレー・メタリック/ブラック
未来を表現するデザイン
パワフルなエレクトリックモーター
駆動力をチャージ
駆動力をチャージ
従来の内燃エンジンとは異なり、C evolutionの電動駆動システムは非常に迅速でスムースな動力伝達を行います。トルクの発生に遅れはなく、発進時から強いトルクを発揮します。最高出力は48PS(35kW)、最大トルクはクランクシャフトで理論上72Nm、実質的にはリアホイールで600Nm近くを発生。最高速度は電子的に129 km/hまでに制限することで、最適な電力消費と航続距離を確保しています。0 – 50 km/hの加速はわずか 2.8 秒なので、信号待ちからの発進でも他車を寄せ付けません。
バッテリーと充電技術
テクノロジー by BMW i
テクノロジー by BMW i
BMW C evolutionの駆動用バッテリーは、3つのモジュールで構成されていて、このモジュールはそれぞれ12個のセルを内蔵したリチウムイオンバッテリーで構成されています。従来の60Ahではなく、最新世代の94Ahのバッテリーモジュールを採用したことから、C evolutionの航続距離は最長160 km(WMTC)に伸びています。
耐水バッテリーケーシングは、アルミダイキャスト製で、電子制御および充電システム全体を収容しています。これは、サポーティングシャーシであり、駆動用バッテリーモジュールの衝突プロテクターでもあります。
BMW iとC evolutionはバッテリー開発において技術的な共通点があります。この高品質な駆動用バッテリーモジュールは、BMW i3で使われているものと同じで、ディンゴルフィングの同じ工場で生産されています。電子制御システムの一部は、i3とi8からも応用されています。これは、電圧、電流、および温度を管理し、高電圧でも安全に作動するように設計されています。
充電出来る駆けぬける歓び
充電出来る駆けぬける歓び
BMW C evolutionのバッテリーは、車両に装備されたバッテリー充電ケーブルを使用して、一般の家庭用コンセント*および充電スタンドで行えます(*単相200Vが必要です)。充電時の電流量は設定で変更出来るだけでなく、サイレント充電モードでは、充電時間はやや長くなりますが、より静かな状態で充電を行うことが可能です。
C evolutionのハイライト
























イノベーションを原動力に
イノベーションを原動力に
電動モーターサイクルの技術基準を確立するC evolutionは、素晴らしいユーティリティーを特徴とします。4種類の走行モードが、C evolutionの完成度を高め、ライダーの意思に順応する機敏な走りを約束します。便利なリバースアシスタントなどの画期的な機能は、TCA(トルク・コントロール・アシスト)によるもので、C evolutionに乗るライダーは、走行性能とサステイナビリティの両方において妥協を許さないという新しいムーブメントのイノベイターでもあります。
Features
ライダーが意のままにコントロールするためのトルクを十分に確保し続けるために、電子制御システムはリアホイールの回転を監視して、必要に応じて駆動トルクを抑えます。TCA(トルク・コントロール・アシスト)は、ASC(オートマチック・スタビリティ・コントロール)と同様の方法で作用し、急発進時に制御不能になるリアホイールのスリップを防止します。
大きなドラッグトルクを伴う強い回生の際にも、TCAはリアホイールのロックを防止します。これは、ブレーキ時のABSと同様で、C evolutionでは標準装備となっています。
リバースアシスタントは、ガソリンエンジンのスクーターにおいては複雑な機構ですが、BMW C evolutionでは標準装備です。都会において、この機能はスペース的に余裕のない駐輪スペースの出入りなどの取り回しを簡単にします。リバースアシスタントは、ハンドルのスイッチで作動させ、リバースに入ったことが画面に表示されます。
ラテン語に由来する「recuperate(回生)」という英語は「取り戻す」ことを意味します。乗り物において、この用語は、エネルギーを回生する事を差します。
BMW C evolutionには、この画期的な技術も採用されています。ブレーキをかけると、エレクトリックモーターが自動的に発電機となり、制動エネルギーが電気エネルギーという形でバッテリーに回生されます。その結果、エネルギーを回収し、走行可能距離が長くなります。
回生充電にはドラッグトルクが発生し、回生の度合いに応じて強さが異なります。ライダーにとって、このドラッグトルクは「エンジンブレーキ」のような感覚です。
BMW C evolutionには4種類の走行モードがあり、右ハンドルのスイッチを使用して走行中に切り替えることができます。
ROAD:
中程度のエネルギー回生、最大の加速。
ECO PRO:
最大限のエネルギー回生、限定的な加速。航続距離が10~20%アップ。
DYNAMIC:
最大限のエネルギー回生、最大限の加速。BMW i3のような「ブレーキ操作なし」「ワンペダルドライビング」を実現。
SAIL:
エネルギー回生なし、最大限の加速。減速なしでの惰性走行で高速道路に最適。
アナログ式メーターに代わり、BMW C evolutionではデジタルディスプレイを採用しています。大きくて読みやすいTFTカラー画面には、速度、温度、距離などのメーター情報や車載コンピューター機能がすべて表示されます。電池充電表示、バー形式のエネルギー消費量(ePOWER)とエネルギー回生(CHARGE)の表示もあります。
よくある情報に加えて、警告表示には、電気駆動車両に法律で義務付けられている新しい記号も含まれています。例えば、潜在的な絶縁エラー、過負荷時の出力制限などを示す警告表示があります。
BMW C evolutionのサスペンション開発の目標は、高速走行時のスタビリティと都市部の渋滞時における最適なハンドリングの両方を実現することでした。バッテリーによる低重心化で、ハンドリングは楽になり、申し分のない低速走行特性を確保しています。
バッテリーやモーターの機構はサスペンションデザインにおいて全く新しいアプローチが必要となります。通常のメインフレームの場所にバッテリーケージングが置かれ、ここに片持ちスイングアームのベアリングが装着されています。
フロントとリアのホイールマウントはほぼ従来の形式を踏襲しています。倒立式フロントフォークのスプリングストロークは120mm。片持ちスイングアームに装着されるリアサスペンションストロークは115mm。
ホイールとブレーキはC 650 SportまたはC 650 GTのものを採用しています。標準装備のBMW Motorrad ABSも、この2つのモデルで採用される2チャンネルのBoschシステムをベースにしていますが、エネルギー回生のために2つのセンサーが追加で組み込まれ、ABSソフトウェアは新規に設計されています。
BMW C evolutionの車体とエルゴノミクスは、C 650 Sportからインスピレーションを得ています。スポーツスタイルのウィンドシールドは、都会の環境に対応する十分な防風効果があり、ライダーの視界が良くなります。オプションアクセサリーのハイウィンドスクリーンは、快適さと防風性を一段と高めます。
車重は275kgで、ガソリンエンジンのBMWマキシスクーターよりも若干重くなっています。最新の複合材料を使用することで、相対的には軽量化を実現しています。
後部座席下に、フルフェイス型ヘルメットや小物のための大きなストレージスペースがあります。このスペースには、買い物袋やバッグを入れられる余裕があります。フットウェルの右側にあるロック可能なコンパートメントには小物を入れることができ、12Vのソケットも付いています。オプションアクセサリーのラージトップケースを使うと、収納スペースをもっと確保できます。
ライダーにぴったりのシート。シート高785mmの標準シートのほかに、快適さを高めるためにシートを下げた765mmのコンフォートシートがあります。